泌尿器科女医の「ほのぼの日記」

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zoom RSS ハロ−キティの 「ニ−チェ」、と 「ニ−チェの言葉」!!

<<   作成日時 : 2016/02/22 22:22   >>

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前回ニ−チェの話題がでましたが、今私と妹のブームは 「ハローキティのニーチェ」

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昨年末に、たまたま母に頼まれた用事で本屋さんに行った時

レジの近くに置いてあったのがこの本

迷わず妹の分も一緒に2冊購入


この本は、ニ−チェの 「ツァラトゥストラはかく語りき」 の中の言葉を

分かりやすくキティちゃん言葉になおしたもの

しかも、1ページ1つの文章で、それぞれのページにキティちゃんのカワイイ絵が描かれていて


表紙からしてカワイイですね

「ツァラトゥストラはかく語りき」 を読んでいるキティちゃんなんて

想像できなかった・・・

しかも 「強く生きるために大切なこと」 って・・・

キティちゃんも強く生きたい、と思っていたなんて

キティラ−としては、ホントに嬉しい・・・




中学校の時にニ−チェを少しだけかじって

昨年12月に亡くなった野坂昭如さんが、昔CMで歌っていた

「ソ ソ ソクラテスかプラトンか、ニ ニ ニーチェかサルトルか、み〜んな悩んで大きくなった


という歌が耳に残って、お気に入りだったワタシ

子供の頃から、「なんでなんで・・」 といつも悩んでいたワタシは

み〜んな悩んで大きくなったんだぁ・・・、と思う事で少し気持ちが楽になったような・・・



大学の教養部時代は哲学の授業が好きでした

医学の父と言われている 「ヒポクラテスの誓い」 を学び

有名なヒポクラテスの格言は今でも覚えています

「人生は短く、学問は長し、機は逸しやすく、経験は過ち多し、決断は困難である」


ラテン語の読み方は憶えているけど、スペルが分らず

こんな雰囲気の訳だったと記憶していますが・・・



授業以外でも哲学の教授といろいろお話させていただきました

人生はどう生きるべきなのか・・、とか、恋愛論をお聞きするのが好きでしたねぇ・・・

先生は 「沢山恋をしなさい」、とおっしゃっていたような

命短し 恋せよ乙女〜

「ゴンドラの唄」 ですね

父がよくカラオケで歌っていました



そんな恋愛論にうつつを抜かしていたワタシは物理が苦手で、再試も落ちてしまい

これは留年かも・・・、と思っていた時

教授会で救ってくれたのが哲学の教授でした

それと、化学の教授は、「きみは、歌がうまいから試験通しといたよ」

と言ってくれたこともあり

教授会ではこのお二人の先生に助けられました


ホント、いろんな方々のおかげで、今の私が存在しています・・・・


な〜んて話がまた飛んでしまいましたが



卒業してからはそんなお話をする人もなく

「般若心経」 と 「徒然草」 が愛読書

「徒然草」 は最高の人生論ですね

仕事がら、人の死に立ち会うことが多く

患者さんの死や、ご家族の悲しみ・・・

そしていずれは死ぬ自分の生き方を考えなければ・・・

といつも思っていましたねぇ




そして、今回この本を購入した理由は、キティちゃんだから、というのはもちろんだけど


実は5年前に 「超訳 ニ−チェの言葉」 を買って愛読していたから

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当時この本が若者にも人気があってベストセラーになっている、という話を聞いて早速購入

でも、ハードカバーで厚い本なので、持ち歩くこともできず

ベッドサイドテーブルの上に置いて、就寝前の読書タイムに時々読んでいました

今は文庫も出ているようですが・・・



「ニ−チェ」 というと難しいことが書いてあると思う人が多いかもしれないけど

挫折から立ち直るための指南書みたいなものでしょうか



ニ−チェは子供の頃からとても「良い子」で

規則は厳格に守り、どんなアクシデントがあっても絶対に規則は破らず

不器用なほど真面目な子供

しかも、勉強ができて、音楽や詩を作ったり、才能に恵まれて

そんな子供が大きくなって、困難に直面しないわけがない・・・


本当は音楽家になりたかったけれど、自分の才能に限界を感じて

全く違う文学の道を選んでしまった

けれど本当は哲学や音楽が自分の本当の道・・、という思いはなくならず・・・

結局は 真面目すぎて、挫折感を味わい

くよくよ悩んでばかり・・・

そこから、ニ−チェの哲学が生まれたのです



「うまくいかなくなった自分を、いかにうまく立ち直らせるか・・・」


それが、ニーチェの哲学です




自分で云うのも変だけど

私も規則は絶対破れない子供でした

という事は、当然他人が規則を破ることも許せない


私が通っていた宮の森幼稚園の先生が母に言った言葉を、

母は今でも忘れられないとか・・・

「お嬢さんは大久保彦左衛門のようですね」

「???」

大久保彦左衛門は 「天下のご意見番」 として知られていますが

母の話では

幼稚園の先生が、授業の開始時間に遅れてきた時、私に咎められたらしく・・・

遅れてきた先生を叱る幼稚園児も珍しいけど

その園児を大久保彦左衛門に例える先生もすごいですねぇ・・・

私は生まれて5年ほどでご意見番になってしまいました


でも、園長先生はそんな私をとても可愛がってくださり

卒園後も交流がありました



やはりその後も、私のこの性格が災いした出来事は数知れず・・・

その度に、生きにくい世の中に絶望したり

自分を責めたり・・・、くよくよ・・・

よく父から 「いつまでくよくよしてるんだ、イイカゲンにしろ」 と怒られました



そういえば円山小学校1年の初めての父母参観日

母の隣にいた父兄が、私を指さして

「あの子、うちの子をいじめる、いじめっ子だよ」 と・・・

それを聞いた母は、すぐに職員室に行って

先生にお詫びをして、私を転校させたいと申し出たらしく


でも、その時担任の先生は

「ほかの子がいじめられているのを、見かねて注意しただけですからご安心ください」

と言ってくださったとのこと・・・



その先生がいなかったら、どうなっていたのか・・・

きっと私はいじめっ子のレッテルを張られて

私立の小学校に転校させられて、人間不信になっていたかも・・・



今思えば、幼稚園、小学校、高校、大学と先生に恵まれていたのかもしれませんね


唯一中学校の担任からは嫌われていましたが・・・

だから、一所懸命勉強して見返してやろうと思ったし

ニ−チェを読んだのかもしれませんね




そして、そんなくよくよしている私を救ってくれたのが

同じように、ウジウジ、くよくよしていたニ−チェ先生の言葉

それは鋭い洞察力から発せられる、急所を突いた言葉


例えば、

「最大の自惚れは、愛されたいという要求だ。

そこには 自分は愛される価値がある特別な人間だという声高な主張がある」


というふうに・・・




「超訳 ニ−チェの言葉」 は、ニ−チェの言葉をわかりやすく訳したもの


そして、ハローキティの 「ニ−チェ」 はそれをキティちゃんの言葉にしたもの

って、キティちゃんが言葉を話したのは聞いたことないけど・・・



例えば

「すべての良い事柄は、遠回りの道を通って、目的へと近づいていく」



これがキティちゃん風には

「偉人や天才だって、回り道や寄り道をせずに一直線にゴールまで行けた人はいない。今、いる場所だって、きっと意味がある」




最近は、何かに迷った時

「ニ−チェ先生はなんて言うかな?」

というのが私と妹の合言葉

すると、悩んでいたのがウソのように、答えが出てきますねぇ


「そうだよね・・・。そう思う事にしよう」




もし何かに悩んでいたら、一度ニ−チェの哲学にふれてみてはいかがでしょうか




私達は過去を動かすことはできないのです

どうしようもできないからこそ、過去を憎み、過去に復讐しようとする

それは、まぎれもなく過去の自分への敵意で、自分に対する復讐なのです

「たら」「れば」を繰り返すなんて、つまらないこと

そんなことばかり考えていたら、あの忌まわしい過去が、何度も何度もめぐって来るぞ〜


ニ−チェはそう言っています




私が結構打たれ強いということは、私を良く知る人はわかっていると思うけど

それは、過去を忘れることができるから

というか、忘れっぽいのかもしれませんが・・・




自分を傷つけた人や出来事を見返す方法はただ一つ

何事もなかったように歩き続けることだけ


私はそう思っています



「優雅な生活が最高の復讐である」


そんな言葉も思い出されますねぇ・・・




最後に私が好きなニ−チェの言葉


「死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。

いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。

時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。

嘆きわめくことなんか、オペラの役者に任せておけ。」




「今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ。」





人生を最高に旅しましょう〜



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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
キティちゃんをニーチェと結び付けるとは、企画した方も素晴らしいですね。人生訓は、若い時には、ピント来なかったことも、歳を重ねて初めて共感することも多いですね。
気仙のまっさん
2016/02/23 10:35
クリスチャンなので聖書の言葉が私の哲学書でした。
隣人を自分のように愛しなさい。
太朗冠者
2016/02/23 18:31
猫の日にキティちゃんの話とはにゃんにゃんにゃん、にゃんにゃんにゃにゃんと(22:22)流石ですね
ばぶこ
2016/02/23 21:52
気仙のまっさんさんコメントありがとうございます
この本を見た瞬間に、思わず手に取ってしまいました。
それくらいカワイイです
最近のコラボキティちゃんの中では秀逸ですね

人生訓は、何となく人生が見えてきた頃に心に響いてくるのかもしれませんね
やはり、若い頃は人生の先輩の言葉に耳を傾けるべきですね。
年をとった今だからそう思えます
ほのぼの
2016/02/25 02:29
太朗冠者さんコメントありがとうございます
隣人を自分のように愛するためには、まず自分を愛さなければならないですね。
それができない人が増えているような気がします
私は浄土真宗なので、親鸞の本は読みました。
「他力本願」、つまり「自力」ではどうにもならない世界なので、謙虚に生きなさい、ということでしょうか・・・
ほのぼの
2016/02/25 02:39
ばぶこさんコメントありがとうございます
2月22日は猫の日だったのですね。
知りませんでした
23日の記事の終わりにも書きましたが、いろいろトラブルがあって、偶然その時刻に記事がアップされました。
見えない力が働いているような気がして、本当に驚きました
やはり「他力本願」の世界ですね
ほのぼの
2016/02/25 02:43
以前、診察していただきましたが、やはり男性の診察はあまり好きではないのか?非常に嫌そうな顔をされました。まぁ、見たくないでしょうけど、露骨に態度に出すのは良くないですね。
あきら
2016/02/27 03:19
あきらさんコメントありがとうございます
私のクリニックは女性の患者さんが多いのですが、男性も若い方から高齢の方まで受診されます。
診察内容にもよりますが、非常にデリケートな病気もあるので、話し方や表情には気を使います。
あまりニコニコし過ぎるのもおかしい場合もあります。
それが、嫌そうに見えてしまったのであれば、今後気を付けなければなりません。
ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした
気を付けたいと思います。
ほのぼの
2016/02/28 13:46

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