青天の霹靂~!!

しばらくブログの更新もなく、いったい何してるの~なんてお思いの方もいらしたかもしれませんが・・・

実は私・・・、札幌の桜の開花宣言とともに、入院しました


と言っても、もともと病気があって、急に悪化したわけではなく

突発的な病気,、言わば 「青天の霹靂(へきれき)」 みたいなもので・・・


例えて言えば、おなかの中で事故が起こったような感じ

前日は元気にゴルフして、母の日のお祝いをして、普通に就寝・・・

なのに、その数時間後に突然の腹痛・・・

午前中は痛みをこらえて仕事をしていたけど、限界・・・


長く生きてきて初めて経験する激しい痛み・・・、これは危ない・・・

自分の経験から思いつく病気はいくつかあったけど・・・、

勿論自分で治療できるような状態でもなく・・・、救急搬送

しかも2回も救急車に乗せられて・・・

最終的に緊急手術・・・、そしてなんとか命拾い



それにしても、不思議ですねぇ・・・

激しい痛みの中でも、人間っていうのはいろんなことを考えるもので


救急車に乗せられる直前に

「こんなに寒かったら桜もまだかなぁ・・・」なんて空を見たり・・・


一緒に救急車に乗ってきてくれた看護師さんに、

帰りのタクシー代を渡そうとして、バッグを探してたり

しかも 「領収書もらっておいてね」 なんていってしまい・・・


点滴の針を刺されている時に、「お給料の振込み間に合うかなぁ・・・」と心配になったり・・・


「早くオペして~」と思った時に、現れた外科の先生がウルトラマンに見えたり・・・

例えが古い・・・


「眠くなりますよ~、眠っている間に終わりますからね」 という麻酔科医の声に

「ここのところ寝不足だったけど、やっとゆっくり眠れるんだぁ・・・」 なんてホッとしたり・・・



そして、目が覚めた時には痛みも消えて・・・




何はともあれ、各科の先生の的確な診断と病病連携に助けられ

1週間あまりで退院、仕事に復帰できました



でも、もう少し遅れたら、今頃どうなっていたのか・・・

もしかしてお星さまに・・・


病気というのは、診察した医師がまずその病気を疑わなければ診断できないわけで

そういう意味では、医師はいかに多くの病気を知っているか・・・、が勝負

これはもう、いかに多くの経験、修羅場をくぐっているかどうかにかかってきますね


そして、今回は自己診断が外れていなかったので

緊急手術の同意書にもすぐにサイン

合併症がどうのこうの、言ってる場合じゃない

早くオペしてください~!! って感じで



それと、やはり日本の医療は本当に凄いです

技術はもちろんのこと

皆保険制度がなければ、こんなに迅速に治療が受けられなかったかもしれないし

治療費もいくらかかるのか想像できませんねぇ・・・



ということで、一昨日から通常診療を再開~

私がいない間も、毎日スタッフが電話応対してくれて

患者さまに連絡して予約を変更していただいたり・・・

予約がなくても、そろそろお薬がなくなりそうな患者さまに連絡したり・・・


患者さまには本当にご迷惑をおかけしました

そしてご協力ありがとうございました



さらに、診療再開後は外来が混雑して、待ち時間も長く・・・

それにもかかわらず、みなさん、私の健康を気遣ってくださって・・・

診察室を出るときには、「お大事にしてくださいね」 と・・・


本当にありがたくて、涙が出そうでした



スタッフも頑張ってくれて、助かりました

みんな、ありがとう~




ところで、去年は突然アエラの達郎さま特集の取材を受けて

今年は突発的な病気


良いことも悪いことも突然やってくるものです・・・

だから、自分だけは何も良いことがない、なんて悲観することもないし

まさか自分にそんなことが起こるわけはない・・・、なんて油断もできない



何もない平穏な毎日こそ要注意、なのかも知れませんね

青天の霹靂は誰にでも起こること、そう覚悟を決めておくしかないし

その災いから何かを学ぶことが大切なのだと思います



私も今まで何度か病気になったけど、転んでもただでは起きない


今回も、またいろいろ勉強しましたねぇ~




「禍福は糾える縄の如し」


人間の幸不幸は縒り合された縄のように、表裏をなして変化するものだから

幸せな出来事からどん底に突き落とされたり

不幸せだと思っていたら、手を差し延べて助けてくれる人がいたり・・・


私も、素晴らしい外科医に命を救っていただいて

いろいろ勉強にもなって

この経験がこれからの診療に役立ちそうな気もするし

不幸中の幸い、なのです



とは言え、それもこうして生きているから言えることで

診断、治療をしてくださった諸先生には、これから足を向けて寝ることができません

本当にありがとうございました



ところで、今回の原因の一つは、痩せすぎ、だから

これからも、美味しいものいっぱい食べなきゃ・・・



そして、九死に一生を得た私は・・・


なんだか長生きしそうな気がするなぁ・・・





この記事へのコメント

ひろ
2013年05月24日 22:00
先生大丈夫ですか?一体何の病気だったのですか?
医者の不養生といいますので、くれぐれもお大事に!
太朗冠者
2013年05月25日 03:20
健康診断して異常がなかったのに… コワイですね。お大事にしてください。
ロニー
2013年05月25日 19:30
私もご無沙汰しておりました。
久しぶりに先生のブログを見たらびっくりです。

私も一昨年の年末は九死に一生を得る思いをしましたから。
なかなか健康な身体を維持する大変さを思い知りましたよ。

明日は達郎でも聴いてのんびりしましょう。
にゃろめ
2013年05月26日 09:28
えー、、、大変でしたね~。
私も人事ではありません。毎日外来をしているのでそうなったら大変です!!!
外科医の旦那さんと一緒にブログを読ませていただきましたが、旦那さんもとても心配していました。
ほのぼの
2013年05月26日 21:56
ひろさんコメントありがとうございます
医者の不養生や疲れによる病気ではありません。
運が悪かったとでもいうか・・・
でも、迅速な治療を受けられて運が良かったのかもしれません
いろいろ勉強になりました。
ほのぼの
2013年05月26日 21:59
太朗冠者さんコメントありがとうございます
人間ドックは毎年受けていますし、それ以外にも血液検査やがん検診は受けているのですが、その隙間をつかれたような病気でした。
警告にしてはリスキーでしたが、これからも油断しないようにしたいと思います。
これは、誰にでも言えることなので、急な腹痛や胸痛の時は我慢せずに救急車を呼びましょう。
ほのぼの
2013年05月26日 22:07
ロニーさんコメントありがとうございます
ロニーさんも九死に一生ですか
大丈夫だったのですか?
いろんな病気があるので、注意しても注意しきれない頃がありますよね。
どんなに健康に気を遣っても病気になるときはなってしまいます。

でも、手術の後は痛みも消えて快適な入院生活でした
iPodで毎日達郎さまを聴いていましたよ~

お互い、もう九死に一生のような経験はしたくないですね。
ほのぼの
2013年05月26日 22:20
にゃろめさんコメントありがとうございます
救急車で搬送されながら一番最初に考えたのは、クリニックをどうしよう・・・、ということでした
でも、私の留守中もスタッフが毎日電話応対をしてくれて、幸い短期で退院できたので、助かりました。
身体が資本、ということを実感しました

病名は絞扼性イレウスです。
S状結腸のバンド(?)に大網が絡んで小腸が巻き込まれたようです。
手術の既往もないですし、画像的にも特徴的な所見に乏しかったので診断は困難だったと思います。
でも、外科の先生が往診に来てくれて、そのまま転院。
すぐにラパロ下のオペをしてくれたおかげで、絞扼解除、腸切なしで治りました。
診断の決め手は、やはり症状と腹部触診所見ですね。
画像だけに頼っていたら手遅れになったかもしれません。
最初に診てくれた婦人科医と外科医の迅速な判断のおかげで命拾いしました

外科医の旦那さんのご意見をうかがってみてくださいね
にゃろめ
2013年05月26日 22:37
旦那さんは、珍しい病気で確定診断は難しかったと思うけど、迅速に診断し、さらに腹腔鏡で手術が出来て本当に良かったと言っていました。

とにかく、お元気になられて良かったですね。お大事にして下さい。
ほのぼの
2013年05月27日 19:31
にゃろめさんコメントありがとうございます
迅速な診断でホントに命拾いしました。
やはり腹腔鏡は良いですね。
翌日から歩いていました。
早くに仕事に復帰できてホッとしています。
にゃろめさんも御身体大切に
爺yasu
2013年05月28日 10:53
お久しぶりに拝見したら大変なことに(@_@)
でも今回色々な人達の助けや協力は
貴女が持っている人徳だと思います!!
今まで誠実に生きてきた証ですね☆

とにかく元気になられた様なので良かったです
人は天より生かされていると思うので
その命は大切にしたいものですね☆
本当に早期回復されて良かった
ほのぼの
2013年05月28日 22:15
爺yasuさんコメントありがとうございます
そうなんです、大変なことになっていました
でも、こうして回復できて本当に良かったです。

今回はいつも病診連携でお世話になっている婦人科の女医先生と、外科の先生の迅速な行動に助けていただきました
さらに、スタッフが一所懸命電話連絡をしてくれたお蔭で患者さまも協力してくださったのだと思います。
毎日メールで病状を気遣って、励ましてくれた友達もいて・・・
私はホントに幸せ者だと思いました

皆さんの御恩に報いるためにも、これからも誠実に生きていきたいと思います。
そして、救われたこの命も大切にしなければならないですね

これからもよろしくお願いいたします
さし絵テラ
2013年06月01日 00:54
大変でした。でも、多くを学びプラスなんですね。ボクも定期的に腹痛があり、仕事場で我慢できず主治医へ、色々質問するが全てノー。暗に年なんだから無理するなと(T_T)あまり無理せずバリバリ働いて、休養して下さいm(__)m
ほのぼの
2013年06月01日 18:57
さし絵テラさんコメントありがとうございます
学べたと言えるのも生きていたからこそ。
命がけの勉強でした
疲れが原因ではないのですが、やはり適度に休養は必要ですね。

原因がわからない腰痛や腹痛は多いのですが、思わぬところに原因があることも・・・。
気を付けてくださいね~
りかるど
2013年06月13日 18:18
先生、大変な御経験されてしまったのですね(>_<)
それにしても復活の早さは素晴らしい!!!
ほのぼの
2013年06月13日 23:42
りかるどさんコメントありがとうございます
退院してから、外科や内科の友達の話を聞いて、ホントに危なかった、ということを後で実感
今考えると、搬送から手術まで、短期間にあらゆる検査をして手術に臨んだので、それだけでかなり体にダメージが加わっていると思うのですが、回復は早かったですね。
手術後3日目で、まだ食事も食べていない時に、点滴を中断して外出してクリニックで雑用をしていました。
退院前日には外出して外来診療していたり・・・
患者さまにこれ以上迷惑をかけるわけにいかない、という気持ちが、回復を早めてくれたのかもしれません。
気力ってすごいなぁ・・・、と思いました。
私はホントに打たれ強い、というか生命力が強いのかもしれませんね

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