いくらの醤油漬け

いくらの季節になりましたね

北海道ではこの時期お家でいくらの醤油漬けを作ります

私の実家では、母が醤油漬けと塩漬けを沢山作って冷凍保存

私も昔は自分で作ったこともあったけど、生筋子の身をほぐすのが面倒・・・

しかも、実家に行けば母が作った美味しいいくらが食べられるから・・・

という理由で、自分で作ることも少なくなり・・・



そんなある日、美味しそうな生筋子を見つけたので、沢山買って実家に行くと

丁度母がいくらの醤油漬けと塩漬けを作り終わったところ

私が持って行った生筋子を見て、喜ぶどころか迷惑そうに

「もう疲れたから、持って帰って自分で作りなさい」、と・・・

母は私と違って几帳面な性格で

しかも調理師免許まで持っているお料理のプロ

塩漬けいくらを作る時は、塩水の濃度とつける時間を正確にはかるので、結構手間がかかります


私が最も恐れている母に言われたら、逆らうこともできず

「わかりました、持って帰って自分で作ります」 と素直な私



ということで、自宅に帰って久しぶりに生筋子の薄皮を剥く作業開始~

これが嫌で、筋子をほぐす道具を買ったこともあったけど

結局地道に手で剥くのが、一番早くてきれいにできることに気づき・・・


塩水の中で、丁寧に薄皮を剥いていく作業は、久しぶりにやってみると結構楽しい

というか、何も考えずに地道に行う単純作業、というのは普段の生活ではあまりないですからね

勿論仕事の時は、何も考えず、なんてことはあり得ないし

車の運転だって、ゴルフだって、ピアノだって、常に何かを考えている訳で

これは結構はまるかも~



いくらの醤油漬けは、一般的なレシピではお酒やみりんが入っていて、瓶詰で売っているものも同じだけど

私の長年の経験から、やはりお醤油だけで漬けるのが一番美味しいという結論

勿論実家の醤油漬けも、お醤油だけ~

母の話では、漁師さんはお醤油だけで作るのだそうです


以前お酒を入れて作った時には、つい自分の好みでお酒を入れすぎて

アルコールの臭いが強くて、しかもパンパンに皮が硬いいくらになってしまい、失敗~

その点お醤油だけで漬けたのは、程よくはじける柔らかさで、いくらそのものの甘みが出て美味~

お酒が好きだからって、いくらに入れる必要はないですからね

いくらを食べながらお酒を飲んだ方が、美味しいに決まってます~



そんなこんなで、最近病みつきになっているいくらの醤油漬け作り


まずは、塩水の中で生筋子の薄皮をはがしてバラバラにします

薄皮の中に納まっているうちは生筋子なのに、バラバラになるといくらという名前になります

いくらを塩水でさらに洗って生臭さをとって、ざるに上げ

そのまま冷蔵庫に入れて水切り~

2~3時間も経つときれいなオレンジ色になるので、ざるから容器に移して

こんな感じ

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この時点で、私の場合は就寝直前

ひたひたになる程度にいくらにお醤油を注ぎ、冷蔵庫で寝かせて・・・

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私も寝ま~す


ここで大切なのは、美味しいお醤油を使う、ということですね

だって、味付けはお醤油だけですから・・・

なので私は、原材料の大豆にこだわった、普段のお料理よりちょっと高級なお醤油を使います

いくら専用、みたいな感じ~


翌朝はこんな感じで程よく味が染みて

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味が薄い時はお醤油を足して



夜はおうちに帰って、いくらご飯~

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昔患者さまからお土産に頂いた、清水焼のお茶碗に

新潟から送った、魚沼産コシヒカリ

たっぷりのいくらをのせて

それにしても、粒が大きくて、立派ないくらですね~

味付けもよくできました~

手前味噌だけど・・・

いただきま~す

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食べかけ・・・


作ったいくらは、2~3日で食べる分を冷蔵庫に入れて、残りは冷凍

冷蔵庫のいくらがなくなったら、また作りま~す



ところで、いくらの薄皮を剥いていると、ついつい思い出す歌が

ユーミンの「チャイニーズ・スープ」


椅子に座って爪を立て 莢えんどうのすじをむく

 莢が私の心なら 豆は別れた男たち

 みんなこぼれて鍋の底

 煮込んでしまえば 形もなくなる 

 もうすぐ出来上がり

 あなたのために チャイニーズ・スープ

 今夜のスープは チャイニーズ・スープ


 
明るく小気味よいテンポの曲だけど、結構怖い歌詞

だって、別れた男たちを形がなくなるまで煮込んで

今の彼氏に食べさせる、ってことですからね・・・




ちなみに、私のいくらの醤油漬けを歌にすると

 
 「薄皮が私の心なら、 いくらは別れた男たち~

 みんな剥かれて、ざるの上~



って感じでしょうか

そんなにいっぱいいる訳ないけど・・・


取り敢えず、このいくらたち、

半分冷凍して、残りは全部私が食べちゃいま~す




それにしても、ブログを始めて3年以上

初めてお料理の話題

似合わない・・・

ていうか、お料理ってほどのことでもないですからね・・・

お恥ずかしい・・・



私の父はものすごいグルメの人で、母と妹はお料理が上手・・・

そんな家族の中では、お料理が得意じゃない私は変わり者

でも、美味しいものを食べるのは好きですよ~



それでも、学生時代は作ってくれる人がいなかったから、自分で作っていたし

挽肉を捏ねてコロッケとかハンバーグとか作ったり

実習の顕微鏡のぞきながら、今夜のお味噌汁の具は何にしようか・・・、なんて考えたり

クリスマスには母のレシピをまねてビーフシチューを作ったり

お料理本もいっぱい持っていました


卒業してからは、二人分のお弁当を作って仕事に行った時期もあり

ダイエットのためにジャガイモやニンジンの野菜ケーキを作ったり

私なりに頑張っていました



結局、大切な人のためにお料理をすることより

医者の仕事を選んでしまった、ってことでしょうか・・・



な~んて、いくらの醤油漬けの話題で、こんなに長くなるなんて




忙しい毎日の中でも、たまには無心になれる時間が必要で


お料理をしている時が、そんな時間なのかもしれませんね


いつか、大切な人に食べさせてあげられるように、頑張ろうかなぁ・・・


でも、やっぱり似合わないかも・・・


エプロンは似合うけど・・・





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この記事へのコメント

太朗冠者
2013年11月07日 08:28
贅沢ですね。
昔は味噌から家庭で手作り。百貨店も一流ホテルも食品偽造日本のおもてなしなんですかね?
ほのぼの
2013年11月07日 22:56
太朗冠者さんコメントありがとうございます
こんなに山盛りのいくらを食べられるの贅沢かもしれませんね。
でも、自分で作ると市販の物よりかなり安くできます
いくらも偽物ってことがありますので・・・。
やはり信頼できる材料を使って、自分で作るのが一番安全ですね。
それにしても、ほとんどの大手百貨店と一流ホテルで偽造が発覚したようですが・・・。
みんな同じことをしているから大丈夫、なんて思ったのかもしれませんね。
「誤表示」なんて言っていること自体が間違いです。
本当に反省しているのでしょうか
しろくま
2013年11月08日 19:18
いくら、大好きですよ。
先日、すすき野の「はち○ょう」で イクラ丼 食べました。
ストップするまで、イクラ をかけてくれるので、大満足。
ほのぼの先生の手作りイクラ、輝いていて 美味しそ〜です。


ほのぼの
2013年11月09日 21:32
しろくまさんコメントありがとうございます
私は外食でいくら丼を食べることはないですが、プロの味はやはり美味しいのでしょうね。
コレステロール、気になりますが・・・

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