ススキノで 「Scotch and Rain」・・・

大学時代の友人が仕事で札幌に来たので久しぶりに一緒に食事に行きました~

開業の前の年に札幌で会って以来だから6年ぶりくらいかなぁ・・・

昔からとても波長が合うというか、価値観を共有できる仲で

学生時代も夜中まで飲んだり

些細なことも一緒に楽しめる貴重な存在


彼が今の科を選んだのは、ちょっと意外だったけど

今ではその道の第一人者

私にとっては心強い仲間ですね~



2年前のAERAの達郎さま特集に私が載った時に

偶然その記事を見た彼から連絡をもらって

また会おうね~、なんて言ってるうちに2年が経ってしまい

今回は念願の再会なのです



という事で、彼のリクエストで和食

と言っても、和食のお店には詳しくない私だけど

知人にきいてちょっと気になっていたお店 「味彩〆一 みうら」 に行ってみました~



仕事を終えて急いでお店に到着すると、彼はもうビールを飲んでいて

懐かしい笑顔で私を迎えてくれました~

本当は私が迎えてあげなければいけないのに・・・

昔から、こうして待っていてくれたような気がしますね・・・



「味彩〆一 みうら」 は

カウンター以外は2人~6人用の掘り炬燵風の個室があって

それをつなげると15~16人くらいの宴会も可能・・、って感じのお店で

とても落ち着ける雰囲気

和食のお店の場合、夜はお任せコース料理のみ、というところが多いけれど

ここは一品料理もいろいろあって、お肉も食べられるというのが魅力


美味しいお料理と大好きな芋焼酎をいただきながら

懐かしい話や、近況報告

ここ数年で二人とも大きな病気をしたので、その話題も・・・



そして、私がAERAの取材を受けることになった経緯など・・・

私がAERAに載ったことも驚きだけど

彼がその記事を偶然見たことも驚き・・・

今までAERAを買ったことがなかったのに、なぜか中も見ないで購入

達朗さまの特集が掲載されていることも知らずに買ったみたいで

家に帰ってから私が出ているのを見てびっくり・・・、って感じ


そんな話を聞くと、以心伝心・・・

学生時代もそうだったなぁ・・・、なんて思い出しますね



楽しいおしゃべりのお供は、美味しいお料理

お通し
画像


お刺身
画像


ししゃも素干し炙り
画像


もずく酢
画像


茶碗蒸し
画像


かすべの煮凝り
画像


生ハムサラダ
画像


和牛ロースステーキ
画像



本当に美味しかったぁ・・・

楽しい会話で美味しさ倍増~




美味しいお酒とお料理に舌鼓を打った後は

久しぶりに 「デイ・バイ・デイ」

そういえば以前も一緒に来た記憶が・・・

彼も 座った席まで覚えていてくれて


ここはいつでもジャズのライヴ演奏と歌を聴けて

私のボトルがキープされている唯一のお店なので

必ず寄ってしまうのです



誰かが並んで買ってきてくれた ククルザのポップコーンをつまみながら

画像

画像


いつものようにジャック・ダニエルズをロックで

スージーママのパワフルな歌声に酔いしれて

ジャズのスタンダードの後は

まりやさんの 「人生の扉」 をジャズ風にアレンジして・・・


まりやさんとはまた違った趣で、素敵でしたねぇ・・・



「信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら

 どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ~




人生の扉で しみじみした後は スコッチが飲みたくなって

またまた久しぶりに 「THE BOW BAR」



テネシーウイスキーも好きだけど、最後はやっぱりスコッチとカルヴァドス

画像


グレンドロナック・・・、美味しかったぁ・・・

勿論カルヴァドスも

画像


蒸留酒好きにはたまりませんねぇ・・・



それにしても、ススキノに出るのも年に数回になってしまい

どこに行っても久しぶり



ついつい飲みすぎて なんだか酔いがまわってきたみたい・・・

ふと、南佳孝さんの 「Scotch and Rain」 が聴こえてきて・・・




あの頃の私は あなたの車の助手席で

南佳孝さんの 「South of The Border」 を聴いている時間がお気に入りだったのよ

「プールサイド」 の眩しさと、「終末のサンバ」 の気怠い優しさが心地良くて

「私なら誰のものにもなりませんからね・・・」 なんて気取っているうちに

いつの間にか あなたは誰かのものになってしまい

私はただ 恋のうしろ姿を黙って見送ることしかできなかったわ

そして・・・ 二度と振り向かない って決めたのよ・・・



朝まで飲み明かした日々を 覚えているかしら

誘うのはいつもあなたから

シャンデリアのような街の灯に照らされた マンションの屋上で

あなたは駄洒落を並べながら 私もハイヒールを脱ぎ捨てて

二人で陽気に踊っていたわね・・


決して高くはないウイスキーでも

水割りにしないのが あなたと私のこだわりだった

でも あの夏 突然降り出した雨のせいで 

水割りになってしまったグラスを見つめているうちに

二人の間から言葉が消えたのよ

私は 髪もブラウスも濡れて・・・

そして 心までも濡れていたわ・・・



気が遠くなるほど長い年月を越えて

あなたとこうしてスコッチを飲む日が来るなんて 不思議ね

だから 今日は私から誘ってみたかった・・・

時はすべてを思い出に変えてくれるから 年をとるのも悪くない

なんて・・・強がってみたけれど

突然 佳孝さんの 「常夜灯」 が聴こえたような気がして

その瞬間に 暑かったあの夏の夜の記憶がよみがえり・・・

雨も降っていないのに いつの間にか私のスコッチは水割りになってしまったの


あなたは気づいてくれたかしら 

私の頬が濡れて・・・ まなざしが濡れて・・・

心までも濡れていたことに・・・





「ねえ、明日仕事でしょう・・・そろそろ帰ろうか」

「あれ、ごめんなさい 私寝てしまったのね、めずらしく夢まで見てたみたい」

それにしても、私がこんなに酔っているのに

彼はいつもと同じで

相変わらず お酒 強いなぁ・・・

昔も 酷く酔ったまま飲み続けていた私を 助けてくれたよね

ありがと・・・



日本、アメリカ、スコットランド、そしてフランスの蒸留酒を飲みつくした満足感を胸に

幸せな気持ちでバーを出ると 

ススキノの街の灯がシャンデリアのように降り注ぎ

過ぎ去った時間を超えて・・・昔のように陽気な二人に戻っていたのでした




本当に会えてよかったね


お互いに大きな病気を経験して


出会いは一期一会

いつもその瞬間を大切にしなければいけない

そんな当たり前のことを、感じたのでした



また近いうちにお会いできますように・・・

くれぐれも身体を大切にしてね


また スコッチとカルヴァドス 飲みましょう




この記事は南佳孝さんの楽曲 「プールサイド」 「終末のサンバ」 「Scotch and Rain」 をもとにしたフィクション(妄想)が含まれています

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス ナイス ナイス
かわいい

この記事へのコメント

太郎冠者
2014年12月24日 00:44
素敵な彼氏いて青春ど真ん中ですね。
親父サーファー
2014年12月24日 14:47
待ってましたほのぼの半妄想ストーリー(笑)南佳孝に片岡義男、出て来る男女皆カッコイイ。クーペ・ステーションワゴン・マティーニ最近ブックオフでまとめ買いして読み直し中!実際は軽自動車に無理矢理サーフボード積んで夜は缶酎ハイ、妄想を自由に楽しんでいます。
ほのぼの
2014年12月25日 19:31
太郎冠者さんコメントありがとうございます
彼氏ではなく、友人です
いくつになっても青春できる友人がたくさんいて、私は幸せ者です。
でも、はたから見ればオジサンとオバサンですが・・・
ほのぼの
2014年12月25日 19:45
親父サーファーさんコメントありがとうございます
お楽しみいただけたでしょうか。
「ほのぼの半妄想ストーリー」なんて素敵な名前をつけてくださってありがとうございます
忙しい時に限って妄想が膨らんで・・・、こんなことしている場合じゃないんですけど・・・
現実逃避ですね
Scotchを飲んでいる時に、「Scotch and Rain」を思い出しました。
佳孝さんの歌はお洒落で、そして切ないストーリーばかりで、私の妄想が刺激されます
その中でも大好きな曲です。
学生時代に都会的な雰囲気に憧れて、よく聴いていました。
「South of The Border」は本当にテープが擦り切れるほど聴きましたね
医者になってからは一人で飲みに行って、森瑤子さんの小説を読んだりしていました。
芋焼酎ですが・・・

この記事へのトラックバック