第103回日本泌尿器科学会総会~金沢~!!

女性泌尿器科医の会で盛り上がった翌日は、いよいよ私にとって学会本番

テレビを観ながらルームサービスでゆっくり朝食をいただき

荷物をまとめてチェックアウト



2日目からの宿泊はホテル日航金沢

お昼のセミナーを申し込んで、ホテルに荷物を預け

ポスター会場入り口のドリンクサービスでコーヒを飲んでいると

東京慈恵会医科大学泌尿器科の頴川教授にお会いして、

頴川先生は大学の二期先輩

久しぶりにお会いしたので、ご挨拶と近況報告

いつものように優しく穏やかにお話ししてくださって、楽しい時間を過ごしました



その後はポスターを閲覧し、お昼のセミナー会場へ


お弁当をいただきながら、夜間頻尿に対する薬剤の選択、について・・・

夜間頻尿の原因は、膀胱の問題だけではなく、

夜間の尿量が増えたり、睡眠が浅かったり・・・、様々な原因があります

その原因によって使用する薬剤も変わるので、まずは排尿日誌をつけることが大切

今回のセミナーでは、頻尿の原因による薬剤の使い分けについて

福井大学の横山教授の講演を拝聴しました

各薬剤ごとの詳細かつ分かりやすい内容で

さらに、高血圧などの基礎疾患の影響についても

夜間頻尿は生活の質を低下させ、治療が難しいのでとても勉強になりました~


ところで、セミナーのお弁当は金沢らしく、地元の食材を使った和食

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そういえば「芝寿し」 は金沢でしたね~

美味しかったです~



セミナーの後は 男女共同参画委員会企画 

「泌尿器科学会のさらなる発展に何が求められているのか?」

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司会は東北大学泌尿器科教授の荒井陽一先生と新潟大学泌尿器科の中川由紀先生

基調講演1は、東京大学泌尿器科の高橋さゆり先生 「女性泌尿器科医支援の現状と課題~アンケート調査から」

基調講演2は、日本医療政策機構代表理事の黒川清先生 「男女共同参画、日本の課題」

そして最後に黒川先生、高橋先生、そして日本泌尿器科学会理事長の内藤誠二先生による座談会



日本泌尿器科学会会員数は約7800人

そのうち女性は6%弱の470人

数年前には約3.5%で300人くらいと言われていたので

女性医師の数は増えたけど、泌尿器科医全体の人数は減っていることになりますねぇ・・・

とはいえ女性医師の数も決して多くはないですが・・・

そして、北海道の女性泌尿器科医の数は7人とのこと

ちなみに私が泌尿器科医になった頃は、東北6県の泌尿器科女性医師は私を含めて2人でした

かなり昔ですが・・・



今回の女性泌尿器科医に対するアンケートの結果を見ると

女性医師の環境はかなり改善され、子育てをしながら仕事をできる環境も整い始めているとのこと

これからの女医さんは恵まれていますね

その一方で、男性医師の環境はどうなのか・・・、という課題も残され

次回は女性医師だけではなく男性医師にもアンケートを、という意見が出されました



こうして、男女協力して泌尿器科学会を盛り上げて、会員数が増えれば、患者様にとっても良いことですからね

やはり今は泌尿器科医の数が少なすぎるのかもしれませんね



そういえば、先日あるアンケート調査の結果を見ていたら

医学部学生の希望する臨床科の最下位が泌尿器科でしたねぇ

ホントに人気がないです

仕事がきつい、汚い、というイメージが強いからでしょうか

でも、高齢化社会では排泄の問題は避けて通れないのですから

益々需要が多くなる科だと思いますが・・・



というわけで、泌尿器科の将来に思いを巡らせながら、卒後教育プログラム会場へ~


今回の学会は会場がいくつかのホテルに分かれていて

徒歩圏内だけど、プログラムの選択によっては急いで移動しなければならず・・・

結構ハードな動き、しかもハイヒールで



この日選択した卒後教育プログラムは 「筋層非浸潤性膀胱癌の診断と治療」

筋層内まで浸潤していない膀胱癌の抗がん剤注入療法や、手術療法について

とても勉強になりました



初日からかなり動き回って、頭を使っているうちに夕方になり、少し疲れたのでホテルにチェックイン


この日の夜は金沢城公園で開催される会員懇親会に出席する予定だったけど

少し風邪気味で、しかも冷たい雨が降っていたので参加を断念

岩手医大の医局の同期と一緒に食事をすることに


約束の時間までお部屋で休憩しながら、翌日の計画を練って・・・



そして、日航ホテルのロビーで友人と待ち合わせ

ロビーでは噴水のお花を飾っているところでした

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やっぱり中に入らないとお花を生けることはできないですよねぇ・・・

ついつい見入ってしまいました




そして、夕食はANAホテルの和食へ~


つづく・・・


この記事へのコメント

ゆのみ
2015年06月01日 00:24
泌尿器科の場合、夜間に尿閉など緊急事態もあり得るので、個人のクリニックでも夜中に電話がつながるようになっていたりしますよね。大変だとは思いますが、夜中に救急車で運ばれて、尿道カテーテルが不慣れな医師に当たってしまうと不測の事態も心配です。泌尿器科の医師が増えて欲しいものです。
太朗冠者
2015年06月01日 08:15
百万石物語の豪華で綺麗ですね。
知り合いの人PNETがんになりましたオススメ病院ありましたら教えてください。
気仙のまっさん
2015年06月02日 07:30
おはようございます。どんな仕事でも楽なものはありませんが、人の命、人生をあずかるお医者さんの知力、体力そして、ストレス、プレッシャーに負けない精神力。その中で、息抜きできる能力。これからも、地元のために後輩若いお医者さん育成のために、体に十分留意なされ、ご活躍を願っております。
ほのぼの
2015年06月04日 22:36
ゆのみさんコメントありがとうございます
個人のクリニックで夜中も診療するのは不可能ですね。
身体がもちません。
私は勤務医の頃より帰宅時間が遅く、残務整理や雑用だけでも日付をまたぐことがあります。
大きな病院でも泌尿器科医がいないところはたくさんありますし、いたとしても夜間に必ずいるわけではありません。
入院の場合看護師さんがカテーテルを入れますが、看護師さんも訓練されているのでほとんどの場合大丈夫だと思います。
最近の傾向を見ると、泌尿器科医師数はなかなか増えないかもしれませんね
ほのぼの
2015年06月04日 22:39
太朗冠者さんコメントありがとうございます
お弁当、とても美味しかったです。
ほとんどの場合、普通の幕の内弁当のことが多いのですが、今回は金沢らしくて、良かったです
ほのぼの
2015年06月04日 22:49
気仙のまっさんさんコメントありがとうございます
日常診療でもプレッシャーがあることも多いですが、やはり手術の時は緊張しますね。
慣れてくると自覚しないのかもしれませんが、無意識のうちにストレスを感じていると思います
手術の日は、帰宅後も入浴しながら手術内容をあれこれ考えたり、経過が気になったりしたものです。
どんな時でも常に患者さんのことを考えていましたね
昔は息抜きをする時間も少なかったですね。
今もだんだん減っているような気がします。
微力ですが、これからも患者さんが安心できる医療を提供したいと考えています。
自分の体調管理も大切ですね。
ゆのみ
2015年06月05日 20:40
 私は札幌駅のそばに住んでいるのですが、現在は、将来的にHoLEP手術を受けることを視野に入れて手術実績が抜群に多いクリニックに通院しています。医師は院長一人ですが、調子が悪ければ365日、24時間いつでも来てくださいと言われています。院長が倒れたりしなければ良いと、私自身のためにも願っています。
ばぶこ
2015年06月08日 21:36
先生の母校に時々通っています。泌尿器科は実に興味深く、高齢化社会には必要!!患者さんも平均年齢高いですしね。
高いスキルが求められますが、先生方をいつも応援しております。
ほのぼの
2015年06月09日 01:17
ゆのみさんコメントありがとうございますHoLEPの手術数が多いクリニックの先生は存じ上げております。
365日24時間対応してくださるなんてすごいですね。
その先生は恐らく優秀な事務長がいて、素晴らしい奥さまがいらして、医師の仕事に集中できるのでしょうね。
でも、それでも24時間365日は辛いです。
私の父もそれに近い開業医でしたが、いわゆる家庭サービスは1年1回お盆に1泊で家族旅行をするくらいでした
私は勤務医時代は24時間365日オンコールでした。
夜中は勿論のこと、東京の学会場から呼び戻されたり、プライベートな時間帯に呼ばれたこともよくありました。
それが原因でフラれたことも・・・
今は呼び出しはないですが、昼の診療だけで毎日の睡眠が3~4時間です。
今日もまだ残業中です。
昼は医師としての仕事、夜は事務長、帰宅後は主婦、ある時は世帯主としての仕事もあります。
身体がいくつあっても足りないですね。
突然死しないように気をつけたいと思います。
ほのぼの
2015年06月09日 01:24
ばぶこさんコメントありがとうございます
母校の病院に通院されているのですね、
ありがとうございます
高齢になると排泄ケアが大切になります。
良好な排泄がなければ食べることもできなくなります。
下水道が詰まると、家の中に汚物が溢れますからねぇ・・・。
排泄ケアは泌尿器科医が社会から付託された責務と考えています。
これからもよろしくお願いします
ゆのみ
2015年06月09日 20:31
診察は普通にやりながら、9年半で2,300件のHoLEP手術を行っているので、「執刀はすべて院長がやるのですか?」と尋ねたところ、「すべて私がやります。」と言われました。とても忙しいのではないかと思いますが、検査や診察は十分時間をかけて対応していただいています。何だか宗教家みたいな雰囲気の方だなと思っていたら、プロフィールを見ると米国の神学校を卒業されていました。院長の超人的な働きは、神の力によるのかも知れないと思ったりします。
ほのぼの
2015年06月11日 22:52
ゆのみさんコメントありがとうございます
9年半で2300件ということは1年で242件、週に5件。
お盆やお正月、連休が休診とすれば、1週間の手術件数はもっと多くなりますね。
凄い数です。
神業です。
外来診察をしながら、それだけの手術をやって、24時間365日患者さんを受け入れているということは、本当に神の力のようですね。
私のような凡人には想像できません。
ゆのみさんはいつ手術を受けることになっても安心ですね

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