新型コロナウイルス変異株の感染拡大が心配です・・・

新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されるこの頃ですが

北海道の感染者も増加の一途で

2日の感染者が326人 このうち札幌が246人

そして9日の北海道は506人、札幌は327人と最多更新

驚きの数字といえばそうですが・・・

これは想定内かも・・・



昨年5月の第二波の時もそうでした

東京に緊急事態宣言が出され

東京からの多くの人が札幌にコロナ疎開をして

その結果札幌の感染者が急増しました

ただ、去年は観光客はあまり見なかったのですが

今は観光客も結構来ているようで

デパートも特に食料品売り場などは普通に混雑しているようです


沖縄などもそうですよね

テレビのニュースをみていると

「コロナが流行っていないから安心、と思ってきました」という観光客のコメントが流れたりして・・・

自分は感染していないと思っているのかもしれないけど

結局人流が増えると感染者も増えます


札幌に まん延防止等緊急措置が発令されましたが

既に 札幌には往来自粛要請が出ていたけれど

その時点でも危機感が感じられず・・・


札幌も危ない!! というニュースが流れない限り

人の流入は止められないかもしれませんね

札幌のコロナ医療もかなり危機的な状況です

コロナ対応のスタッフは仕事内容そのものも大変ですし

トイレに行くだけでも防護衣を脱いで、マスクを交換したり

とても大変なのです

トイレにも行けない、水分も摂れない状況で

膀胱炎にもなりやすく




一方ワクチン接種は一向に進まず

先行接種対象の医療機関とコロナの治療をしている医療機関の接種は終わったようですが

発熱外来を行っている医療機関でさえ連休明けから

私たち一般の開業医に及んでは 5月中旬以降・・・とはいえ

4月中旬にワクチン接種券と予診票が送られてきて

4月26日から北海道のホームページで予約が可能との連絡がきたけど

その時点で北海道の医療従事者ワクチン予約サイトをみてみると

ワクチン供給量が確定していないので まだ予約もできないとのこと

予約ができない時は札幌市医師会に連絡をください 

との書面が送られてきたので 医師会に電話をしてみると

接種可能な医療機関と個別に連絡を取り合って 予約を入れてください とのこと

つまり、現場で勝手にやってください ということです


ワクチンは地方自治体(北海道)が仕切っているので

医師会も状況を把握できていない

こんな状態でワクチン接種が進むわけがありませんね


当院はワクチン接種医療機関ではないので

知り合いの内科のクリニックにお願いして

予約をさせていただきました



ただ、91歳の母のところには接種券も来ていないので・・・

後はいかに感染予防をするか・・ということになりますが・・

変異株は感染力が強く 3密を避けても感染するらしく

マスクをしている屋外でも感染例が報告されている と言われています


感染者が吐き出すウイルス量が100倍くらいともいわれていて

しかも、吸い込んだウイルス量が少なくても感染しやすい


そうなってくると、いかに飛沫を飛ばさない、吸い込まないようにするか・・・

それしか予防方法ばありません

それなら、マスクをしていれば大丈夫 なはずですが・・・


”なんちゃってマスク” の人が意外と多い

まず、不織布に比べて布マスクとウレタンマスクは飛沫防止効果が低下します

スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションでは

吐き出し飛沫量は不織布で20%、布で18~34%、ウレタンで50%、フェイスシールドは80%

吸い込み飛沫量は不織布で30%、布で55~65%、ウレタンで60~70%、フェイスシールドは無効

不織布でも完全に予防はできませんが

全員が不織布マスクを正しく装着していれば、吸い込み飛沫量は6%ということになります


ただ、不織布の中にも性能が記載されていないものもあり

洗って再利用すると性能は落ちますし

不織布であればなんでも大丈夫 という訳ではありませんが・・・



それと、鼻出しマスク

これは 吸い込み飛沫を全く予防できないことになり

ウレタンマスクの人の近くで会話をしている鼻出しマスクの人は 50%の飛沫を吸い込んでしまうことになります

鼻出しマスクの人を見ているだけで心配になってしまいますね



あと、ご高齢の方に多いのですが

耳が遠くなると相手の声が聴こえにくいので 

自分の声も聞こえないのではないかと思って大声になり

しかも 自分が話す時にマスクを外す人がいます

さらに、声が大きくなるとマスクもずれやすくなるので

いつのまにかマスクが口の下まで下がってしまう人も・・・



私のクリニックでは不織布マスク以外はお断りして

院内では鼻から顎までしっかり覆っていただくようにお願いしています

知らないで来院した人には初回はマスクを差し上げていますが

2回目からは3層の不織布マスクをしていただくようにお願いしています

ご高齢の方や免疫抑制剤を服用している患者様も来院されるので

これだけは必ず守っていただいています


でも、マスクをしていると失礼に当たると思ってしまうのか

診察室に入ってコートを脱ぐときに

一緒にマスクを外す方もいたりして・・・


これだけマスクが普及しても、マスク無しで来院する方

2回目もウレタンマスクで来院される方もいらして

マスクの重要性が浸透していないことがとても残念です



それ以外でも

通勤途中ではマスクをしていない人や顎マスクの人は結構多く

スーパーでは くしゃみの瞬間にマスクを外している場面を目撃

マスクの内側が汚れるのが嫌なのかもしれないけど

マスクの意味がない



とにかく 正しくマスクを装着するだけでもかなり感染予防ができるような気がします

最近やっと 西村大臣が「できれば不織布マスクをお願いします」と言っていますが

「できれば」じゃなくて、「必ず」ですよね



もし不織布のアレルギーがあるのなら ウレタンの上に不織布

お洒落が必要ならば 不織布の上にウレタンや布マスク

二重にするのが良いと思います

私も人ごみに行くときはマスク二重です

仕事中もそうしたいのですが 話をしている時間が長くて

苦しくなってしまうので

とにかく 患者様にも不織布のみでお願いしています



テレビや雑誌でもコロナの話題が多いですが

マスクの正しい装着の仕方を説明していないのが不思議

飲食店の時短なんかやっても効果は少ないような気がします

それより、面積当たりの人数を制限して

距離をとって

大きなアクリル板を設置する方がよほど効果がありますね


最近の若い人はテレビを見ないのかもしれませんが

結構密になっているスタジオ内やロケの時にマウスシールドだけだったり

テレビのバラエティ番組で アクリル板で隔てただけで

マスク無しで大声で話をしているのも気になります

ひな壇の上段の人の飛沫が下段の人に飛んでいるかも・・、とか考えると

心配で、テレビの内容を楽しむことができませんね

飛沫が見えるような気がして・・・職業病でしょうか



私のブログは読者も少ないから

こんなことを書いても世の中の役に立たないかもしれないけど

子どもも含めて多くの人が見るテレビの中で

マスクを正しく装着することの重要性を もう少し話題にしてもらえれば・・・と思います



とは言え

認知症の方はマスクの意味が理解できなかったり

触覚過敏のためにマスクを装着できない人もいて

すべての人がマスクを装着するのは難しいかもしれませんが

ワクチンと同じように 可能な人が必ず正しくマスクをしていれば

かなりの予防効果があると思います


「マスクはワクチン」ですね




それからアルコール消毒

昨年 アルコールが手に入りにくかった頃は

アルコールのある所では必ず消毒をしていましたが

最近は 結構適当になっているみたいですね


勿論 私のクリニックがあるビルの入り口にもアルコールが置いてあって

手をかざすと出るようになっています

通りすがりに片手を出すだけで消毒ができるのですが・・・

通勤途中でみていると ほとんどの人が素通り

私が使っているのをみて 後ろに並んでいる人がたまにいる程度

何処にでもあるので慣れてしまったのでしょうね


接触感染はないとはいえ

ウイルスが付いた手で目をこすったりすることもないわけではないし・・・



私のクリニックでは 来院時と会計後に

それとトイレから出てきたところでも

アルコールで手を消毒していただくようにしています

お札は ウイルスのみならず 多量の細菌もついていますからね

勿論受付スタッフも 一人の会計が終わるたびにアルコール消毒をしていますよ




それと、路上飲みや大人数での宅飲みなど

ルールを守らない人のニュースを流しすぎると

「楽しそうだなぁ 罰金もないから自分もやっちゃおう~」

と思う人もいるかもしれませんね


正常性バイアスの予防も大切です


マスコミができることももっとあるのではないでしょうか



今一度基本に戻って

マスクと手洗い

アルコール消毒

正しい方法をテレビやネットで流してほしいですね



新型コロナウイルスの終息がいつになるのか・・・

長引くほど経済は冷え込み

感染が広がるとウイルス変異がさらに進みます


この1ヶ月でなんとか抑え込んでほしいですね



最後に一つ


毎日死者数が発表されますが

人の死を看取るということはとても辛いことです

私も今まで多くの人の死に立ち会いました

亡くなった人にはそれぞれの人生があって、家族がいて・・・

コロナの場合はその家族にも看取られず

本来 数字で表してはいけないものです


医療収入や病院経営のことも話題になりますが

毎日コロナ患者さんの診療に全力を尽くしている医療従事者を動かしているものは

損得ではなく 使命感だけです

懸命に治療をした結果 力及ばず・・・

その気持ちを考えると心が痛みます




自分は感染してはいけない

全ての人にそう思っていただければ・・・と心から思います



来年の春はのんびりお花見ができますように・・・



私は・・・来年こそ学会に行きたいし


お友達にも会いたいなぁ・・・



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この記事へのコメント

気仙のまっさん
2021年05月10日 15:30
いつもありがとうございます
変異型コロナウィルスの感染拡大は
大変怖いですが、基本を今まで以上に
守り、乗り越えていきたいです
こんな日本、こんな日本人であるはずが
ありません
お身体に留意なされ、ご多幸、ご活躍を心より願って、
おります
ほのぼの
2021年05月13日 00:17
気仙のまっさんさんコメントありがとうございます。
制限の多い毎日ですが、今はウイルスとの戦争です。
戦争の時に平和の祭典と言われるオリンピックを強行するのはいかがなものかと思います😞
国のトップが楽観的過ぎるので、自分の命は自分で守らなければなりません。
国会議員の感染者は今のところ一人なので、楽観的になるのでしょうね。
医療従事者は必至です💦
気仙のまっさんさんんもお身体を大切にしてください。
太郎冠者
2021年05月20日 22:41
ワクチン接種に注意が必要な人、血液サラサラにする薬飲んでいる人厚生労働省の情報、それ以外注意が必要な人ありますが
注意が必要意味?
教えてください。

ほのぼの
2021年05月22日 18:19
太郎冠者さんコメントありがとうございます。
注意が必要、という言葉は難しいですね。
副反応に注意して接種してください、ということでしょうか。

ファイザーのワクチンを接種できない人は、発熱のある人、重篤な急性疾患にかかっている人、ワクチンの成分に対してアレルギーを起こしたことがある人、です。
血液サラサラの薬を飲んでいる人は含まれていません。
おそらく注射部位の出血を起こす可能性があるので、注意してください、ということなのだと思います。
ただ、血液サラサラのお薬を服用しているということは血栓ができやすい人、ということです。
ファイザーのワクチンの臨床試験では血栓の副反応は出ていませんが、アストラゼネカのワクチンでは報告があるので、この点も気を付ける必要があるのかもしれません。

ワクチンの副反応の程度は個人差がありますし、1回目と2回目では違うので、接種してみなければわからない、ということになります。
副反応の確率と抗体獲得の確率を比較して、どちらが自分にとって有益かを考えて接種するしかないですね。
太郎冠者
2021年06月27日 11:25
ほのぼのさん、
こんにちは、最近、今までとは、別の気分になることなにかされてますか?
ほのぼの
2021年06月29日 02:59
太郎冠者さんコメントありがとうござい。
特に今までと変わったことはしていません。
なんとなく仕事などに追われている毎日です。
悲しいことはありましたが・・・。
こんなご時世ですが、太郎冠者もお元気で、ご機嫌な日々をお過ごしください。