ユーミン×帝劇 「8月31日 ~夏休み最後の日~」

学会二日目もあいにくの雨だったけれど、朝から学会場へ

前立腺肥大症と前立腺がんの一般演題

「女性下部尿路症状と骨盤底障害」のランチョンセミナー

「泌尿器癌の画像診断の基礎知識」の卒後教育プログラムを聴講

どれもとても勉強になりましたね

特に画像診断は各臓器のCTとMRIの読影のポイントを、放射線科の先生がとても解りやすくお話してくださいました

今はCTも3Dの時代なので、術前に腫瘍の立体像を確認することができます

医学の進歩はホントにすごいですねぇ

私が医者になったばかりの頃は、CTも超音波もまだ初期の頃で、もちろんMRIもない時代

手術前に癌の浸潤度や転移を調べるために、いろんな検査をしていました

術前検査の段階で、医者も患者さまもかなり疲れていましたね



なんて・・・いろいろ詰め込んで左脳を使い過ぎた後は、右脳の時間


夜はユーミンの帝国劇場公演へ~

今年はユーミンこと松任谷由実さんのデビュー40周年

ユーミンの帝劇公演は1ヶ月のロングラン

丁度学会の日程と重なっていたので、絶対に行きたいと思っていました

そして、8月初めに”チケットぴあ”の「いち早プレリザーブ」で申し込んで、S席4列目をゲット

帝国ホテルを選んだのも帝劇に近いため・・・

この日を待ち焦がれていたのです~



初めて訪れる帝国劇場

劇場というだけあって、コンサートホールとは趣が違って、とてもレトロで素敵な雰囲気

学会場から直行したので開演の30分以上前には到着

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ロビーにはCDやグッズだけではなく、軽食や飲み物もあって、私も少しだけ腹ごしらえ

そして記念のTシャツとプログラムを購入

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ユーミンと言えば、私たちの年代にとって恋愛の教祖さまのような存在

昔はほとんどテレビに出ることもなかったので、高校生の頃からレコードを聴いては、胸をときめかせていましたねぇ・・・



今回の公演は、舞台劇とユーミンの歌とのコラボ

タイトルは 「8月31日~夏休み最後の日~」

脚本、演出は松任谷正隆さん

主演は貫地谷しほりさん、吉沢悠さん

そして、劇中の場面と場面をつなぐストーリーテラーのような形でユーミンが歌っています



そして内容は・・・、もう公演は終了したので・・・ネタバレにはなりませんね



交通事故に遭って意識不明になった元恋人一彦の所に駆け付けた千佳

ベッドサイドにいる千佳が一彦の意識の中に入り込んで、一彦と再会

一彦の脳内で、記憶の中を旅して

付き合っていた頃の二人の姿を客観的に見ることになって・・・

そして二人は、同じ時間を全く別の思いで過ごしていた事を知り、愕然とする・・・



自分が思っている自分と、他人が見ている自分は必ずしも同じではないのですねぇ・・・

たとえば、自分の声を録音してみると、自分が考えているのと違う声に聞こえるように・・・


同じ思い出の場面でも、それぞれが全く別の見方をして

記憶も曖昧・・・

言った、言わない・・・、の世界



夏休み最後の8月31日に図書館でずっと待っていた千佳と、そこに現れなかった一彦

ちょっとしたすれ違いだったけれど

その日が二人の運命を変えてしまった・・・


二人が別れた理由も、些細な誤解

一彦の脳内を旅しながら、二人はその誤解を解いていく・・・

そして、お互いにかけがえのない相手ということに気付き

もう一度やり直そう、と心に決めた時

一彦は帰らぬ人になって・・・



人間関係の中では、自分の知らないところで別の物語が進んでいることも、よくあることで

他人の言葉に惑わされて、疑心暗鬼になったり

ちょっとした事で、お互いを信じられなくなって

そんな心の隙間に、他人の悪意が入り込んだら・・・

いとも簡単に不幸な結末が訪れるのです・・・


お互いに向き合って、本心を言えばイイ・・・、それだけのことなのに

相手の心を探るような言葉を投げつけてみたり

心にもないことを言ってみたり

思い込みで自ら身を引いてしまったり・・・



誰もがそんな経験をしたことがあるはず



長い年月を越えて、再会した時に

「あの時本当はこう思っていたの・・・」

「そんなことを考えていたんだね・・・」

なんて、互いの思い込みを後悔することもあって



今更言えない、でも今なら言える言葉もあるけれど・・・

きっとそれは、言わぬが花・・・



劇中でユーミンが歌った「最後の嘘」が心にしみますねぇ

「Tell a lie、 最後だけ本当の嘘をついてよ・・・、君が嫌いになった、って・・・

 Tell a lie、一度だけ心から嘘をついてよ・・・、すぐに忘れてしまう、って・・・」


嘘は嘘のままがイイんです

今更、あれは嘘だったんだよ・・・、って言われても・・・


お互い、心に秘めておきましょう・・・



そして物語の結末は・・・

亡くなった一彦が、事故に会う前に大切に握りしめていたもの

それは、千佳のパリ留学のために、一彦がバイトで貯めた預金通帳とメモ

そのメモには千佳の新しい住所が書いてあって

一彦は留学を翌日に控えた千佳に、通帳を届けようとして事故に・・・



悲しい純愛物語を観ながら、思わず私も若き日に言えなかった言葉を思い出したりして・・・・・・




帝劇から地下道を抜けて、階段を駆け上がると

外は土砂降り・・・


なんだか目の前の景色が滲んでいるけれど・・・、


眼鏡に雨のしぶきが飛んだのね・・・きっと・・・




ところで、11月20日にユーミンの40周年記念ベストアルバム

「日本の恋と、ユーミンと。」がリリースされました

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初回限定版は3枚組CDに特典DVDがついていま~す

勿論私は8月に予約して、20日には自宅に届きました~

プロコルハルムの「青い影」も収録されています

「最後の嘘」と「輪舞曲」が入ってないのがちょっと寂しいけど・・・


私と同年代の方・・・、懐かしいですよ~


私より若い方・・・、恋愛のバイブルとして、是非どうぞ・・・


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